1216年(建保4年)に、親鸞聖人のご教化を受けた八田七郎知朝(入信房)により常陸国那珂郡八田郷に常福寺が建立され、1656年(慶長元年)に12代目信祐(当山開基)が念仏伝道のため浅草に伽藍を構えました。その後、大正の関東大震災により本堂と墓地が現在の竹ノ塚に移転し、昭和の戦火に遭いすべての建物が現在の地に移転をして今日に至っております。
現在の常福寺がある足立区東伊興4丁目地域は、震災と戦災で都心より移動してきたお寺が集まり、通称「てらまち」と呼ばれています。都内でありながら閑静な緑が多い地域で、古くは縄文弥生時代の貝塚であったため、境内からは当時の土器や祭事品がたくさん出土している歴史的な地区でもあります。
本 尊 | 阿弥陀如来 |
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正依の経典 | 仏説無量寿経(大経) 仏説観無量寿経(観経) 仏説阿弥陀経(小経) |
宗 祖 | 親鸞聖人 |
宗祖主著 | 顕浄土真実教行証文類(教行信証) |
宗派名 | 真宗大谷派 |
本 山 | 真宗本廟(京都・東本願寺) |
所在地 | 京都市下京区烏丸七条上る常葉町754 |